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整体やマッサージで良くならなかった痛み、理学療法士ならどう考える?

整体やマッサージに通ってその時は楽になったけれど、またすぐに痛みが戻ってしまう・・・そんな経験はありませんか?
筋肉は使いすぎや不良姿勢によって血流が悪くなると硬くなり、動かしにくさや痛みの原因になることがあります。
マッサージやストレッチで一時的に柔らかくなることもありますが、姿勢や動作のクセがそのままだと再び負担がかかり、同じ症状を繰り返す方も少なくありません。

では、なぜ筋肉は硬まってしまうのでしょうか?
筋肉は粘土と似たような性質を持っていて、放っておくと固まり、動かすと柔らかくなるとイメージしてみてください。

硬い粘土を無理に伸ばそうとすると突っ張ってスムーズに動きません。縮めても割れやすくなります。
筋肉が実際に割れるわけではありませんが、似たような状態が体の中でも起きていると想像できますよね?

ここでマッサージを加えるとどうでしょう。粘土をこねて柔らかくすると伸び縮みしても割れにくくなります。
これがマッサージの後の状態です。


※画像はイメージです

「じゃあこれで解決では?」と思う方もいるかもしれません。もちろんこれだけで楽になるケースもあります。
ただし身体の中に隠れた「筋肉が固くなる要因」を取り除かないと、また時間が経つと同じ状態に戻ってしまうことがあります。いわばイタチごっこのようなものです。

では、理学療法士は身体にどのようにアプローチするのでしょうか。
理学療法士は、筋肉が固くなる背景にある「関節の硬さ」「筋力不足」「姿勢の崩れ」など全身的に分析し、繰り返し起こる不調の原因に目を向けます。

近年「根本改善」という言葉を耳にすることがありますが、理学療法士が行うのは、まさにその"根本にアプローチすること"
そのためには運動学や動作・姿勢の分析といった医療で培ったリハビリ知識が必要であり、理学療法士はそこに特化しています。

整体やマッサージでは「筋肉を柔らかくすること」に重点を置くことが多いですが、理学療法士は「なぜその筋肉が硬くなるか」という背景を全身から分析します。 関節の動きや姿勢の崩れ、筋力のアンバランスといった要因を探ることで、同じ痛みを繰り返さないように考えていく、そこが理学療法士の視点です。




大阪府箕面市 北摂地域の自費リハビリ『身体と声の自費リハビリ リハくる』